荒上柊真のサブカル雑記

2021年に方向転換したブログが、ついに独立。一見さんも大歓迎。サブカルチャー、とくにライトノベルについて語っていく趣味のブログ。

ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編 5巻 考察回

 と、いうわけで、ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編の5巻の考察回です。今回も長くなります。

 まずは確定情報のまとめ。
 文化祭、堀北はメイド喫茶を前向きに検討。綾小路は人選を任された。
 堀北クラスは、学年末のテストでは一之瀬クラスを指定。
 堀北クラスは、修学旅行の行き先を北海道にした。
 堀北個人がプロテクトポイントを得た。
 二学期末筆記テストのペナルティ増加。
 龍園クラスは、学年末のテストでは坂柳クラスを指定。
 坂柳、一之瀬、龍園クラスは退学者を出さずに、クラスポイントを捨てる道を選んだ。
 堀北クラスは佐倉を退学にして、クラスポイント100を得た。

 これによって
 A坂柳 B堀北 C一之瀬 D龍園
 となるでしょう。
 ただ、体育祭は龍園クラス、文化祭は一之瀬クラスが強いと思われるので、この順位を維持出来る可能性は低いでしょうね。

 特別試験の考察。
 というわけで、各クラスの選択肢の予想をしてみたいと思います。作中で明確にされているのは上に書いてある通りなので、それ以外の部分を考えていきたいと思います。

 第1の選択肢。学年末のテストで戦う相手。
 坂柳クラス→堀北クラスor龍園クラス
 ここは坂柳の一存で決まったということで、綾小路との直接対決を望む彼女としてはここしかないのではないでしょうか。体育祭や文化祭で実現するとは思えませんし。
 あるいは、無人島での龍園との取り引きがこのような場面での直接対決を望むものだとしたら、ここで龍園の願いを汲み取る形でしょうか。
 一之瀬クラス→坂柳クラス。
 個人的な予想ですが、龍園クラスには苦手意識を持っていそうですし、堀北クラスは意外と手強いというのを知っていますし、綾小路との関係もあり、今は避けるのでは。
 堀北クラス→一之瀬クラス(本編より)
 龍園クラス→坂柳クラス(時任の台詞から)

 わざわざ、2クラスの希望を明記したということは、その願い通りの戦いになりそうな予感がしています。一之瀬VS堀北、龍園VS坂柳。体育祭と文化祭、修学旅行を終えた時にどんな状態になっているかはわかりませんが、楽しみです。
 願いが合わずにランダム調整で、堀北VS坂柳、一之瀬VS龍園というのも面白そうですが。
 そう。1年生の学年末のあの、組み合わせです。ただ、どのクラスもあの頃とは違うので、また違った戦いがみられるはずということで。

 第2の選択肢。修学旅行行き先。
 『なんだこれ』
 坂柳クラス→京都(綾小路に近い?)
 一之瀬クラス→京都(過酷な環境を避ける?)
 堀北クラス→北海道
 龍園クラス→沖縄(なんとなく)
 正直、予想がつきませんでした。ただ、個人的には綾小路が行きたがっていた京都に1票です。海は飽きるほど見ましたし、雪で感動する綾小路も経験済みなので。
 ただ、北海道で吹雪の山荘とか面白いかもしれないですね。

 第3の選択肢。プロテクトポイント。
 坂柳クラス→下位5人のプライベートポイント
 坂柳はプロテクトポイントを持ってますし、他の誰かにあげるメリットがなければこの選択肢になるかと。
 一之瀬クラス→下位5人のプライベートポイント
 おそらく、堀北が代案として出していた他のクラスメイトでポイントを補い合うを実践するのかと。
 堀北クラス→1人(堀北)のプロテクトポイント(本編より)
 龍園クラス→下位5人のプライベートポイント
 龍園自身がプロテクトポイントへの興味がなさそう。だからといって特定の誰かにあげるとも考えにくい。そもそも、彼個人はプライベートポイント主義な部分が強いので、自分が下位に入るとも思ってないだろうし。

 あれ? 堀北クラス以外が同じ選択肢になってしまった。ワンチャン、一之瀬にプロテクトポイントを付与してるのかな? でも、本人が辞退しそうだしな。と思うので、上記の予想で。

 第4の選択肢。期末筆記ルール。
 坂柳クラス→ペナルティ増加
 おそらく学力には自信があるだろうということで。
 一之瀬クラス→報酬の減少
 1番リスクが低いのはこれかなと。極端な話、ペナルティの増加で退学とか行ってくる可能性を考えると、これが1番安全策。退学はないと思うけど。
 堀北クラス→ペナルティ増加(本編より)
 龍園クラス→ペナルティ増加
 報酬の減少は絶対にないなと。で、全員対応の難易度を上げるよりは、下位だけが影響を受けるであろうペナルティ増加かと。

 第5の選択肢は、本編で示された通り。ただ、龍園が退学者を出さなかったのは少し意外でした。前の真鍋みたいに誰かを切り捨てると思ってたので。時任だとは思いませんでしたが。同性キャラ有りで出てきてますし、彼にはもう少し活躍があると思います。

 この答えが次巻以降で明かされるかはわかりませんが、とりあえず予想だけ書いておきます。

 後は、神崎が実力不足を嘆いた意味。
 単純に一之瀬クラスの問題点をわかりやすく示しただけかもしれませんが、彼のセリフと心情を読みといていくと個人的は2つの可能性が見えてくると思っています。
 1つ目は、神崎が他クラスへ移ること。このクラスでAクラスに上がることは無理だと判断するなら、それも可能性のひとつです。龍園、橋本あたりと縁もありますし。
 2つ目は、クラスを変えられる『実力』を持った人が他クラスから来ることです。現状で思いつくのは綾小路くらいですね。主人公が他クラスへ行くのかという疑問はありますが、個人的にはありそうだと思ってます。
 自分の所属するクラスでありながら、最近は堀北のクラス呼ばわりですし、綾小路グループの仲が悪くなりそうな現状に対して、好都合だと思える時が来るかもとも言ってます。

 仮にそうだとした場合、いつになるか。

 個人的には、学年末のテストの直後が面白いと思ってます。堀北クラスとして、一之瀬クラスを徹底的に潰してからの、上にあがりたかったらオレの手を掴め、みたいな。一之瀬なら移籍に必要な2000万ポイントは用意出来そうですしね。

 そういえば、退学の救済って自クラスじゃなきゃいけない縛りってありましたっけ?
 他クラスでも救済が可能ならば、ホワイトルーム関連で退学させられそうになった綾小路を一之瀬が救うとか面白そうですね。

 ただ、八神では綾小路を追い詰めることが出来なさそうな感じがしますね。天沢より実力は高そうですが、倒せそうなイメージが全くない。
 次の体育祭で何かは仕掛けて来ると思いますが、果たしてどうなるのか。
 南雲も何かしてきそうですね。興味を持ち始めたのも体育祭でしたし。学年全体による監視網も継続中。

 一部、来客も来るとの事で波乱の体育祭となりそうです。

 とあまり考察出来てませんが、今回はこの辺で。

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